外資系ITコンサルの不安とは

9月 10th, 2016

IT業界においてグローバルな働き方を考えるのは自然なことであり、世界を市場にする、取引相手にするのは自らのスキルアップにもつながっていくだろう。それゆえ国内企業ではなく外資系ITコンサルを選ぶ人間も増えているが、そこには一抹の不安が残っていることも多く、解消することが必要になるのだ。

不安の多くは日本人にとって海外の人間とのやり取りが少ないことで、国際化が進んでいる現在でも外国人という区別をしてしまうことが、意識していることにつながっているのである。島国という特性から長らく引きこもっていた状態で、今も慣習や考え方の違いに驚かされることは多いのだ。外資系の特徴は個人主義であるというのがもっとも大きく、ITコンサルとは経営戦略に基づいてIT戦略の立案から構築、業務設定やシステム開発など多岐に及んでいて、クライアントの要望に応えて結果を出すことが求められるのだ。こういったことから結果を出さないと着られる可能性は高く、日本企業よりもシビアであると考えてもいいだろう。

ただ正当に評価されやすいメリットもあって、自分の努力や頑張りによる結果がそのままストレートに反映されるのは嬉しいものである。大切なのは自らの適性を知ること、狙う企業について下調べを行うことで、どんな仕事や職場にもメリットとデメリットは等しく存在しているのを忘れてはならない。不安を解消して、自らの可能性を信じてチャレンジするのもよいことだろう。