定年後のスタイル

8月 7th, 2016

外資系ITコンサルの定年はもちろんあるが、外資系企業なので終身雇用を前提になってなくそもそも退職金制度がないという企業が大半だ。これは、その分だけ高収入に設定されているので、それを将来に向けて貯蓄しておくということが基本になっている。このような環境なので、新卒で入社して定年まで勤めるという人はほとんどいない。

大半のケースでは一定の年齢になると転職や独立して行くのだ。終身雇用を前提としていないというのは外資系企業の特徴だが、一定の年齢でやめていくというのはITコンサルタントだけの問題ではなくIT関係全体の問題である。様々な問題で30代から転職するか独立かの選択をしなければならない。それか管理職になって定年まで働くケースもあるが、全員がなれるわけではなく競争が激しいので、それなりのキャリアを持っていないと難しい。

外資系ITコンサルの定年についてはこのような状況だが、メリットも沢山あるのでそれを活かして転職に役立てる事ができる。特に広範な業務経験を積めるので、自分の向き不向きを把握することができて向いている仕事を明確にすることが出来る。また、優秀な人材と一緒に働き自己を高めることができ、環境によっては語学力も磨くことができるのだ。

このように、外資系は成果主義が強いところなのでとても忙しかったり大変だったりではあるものの、実力を付けてキャリアアップを狙うこともできる。そして、それらの外資系で得た経験を活かせる案件を獲得したり、はたまた転職や独立にも確実に役立てることができるのである。